セフレ・性環境の多様化

現代人の性に対する考え方も多様化しています。
男女間の性行為も一昔とは大きく異なっています。
例えば、正常な性行為を嫌う男女の間では、「キスフレ」という言葉が存在しています。
これは男女間の性行為なしに、キスだけで満足を得ることです。
性行為を嫌う結果の元になっているのが、「面倒くさい」という考えです。
好き合っている男女が、正常な性行為を行うことなく、キスのみで済ませてしまうことは、考えられないことですが、最近の男女に多い「かったるい・面倒くさい」気持ちが、キスだけで愛を完結させる方法に転化していったものと考えられます。
もう一つの考え方としては、「セフレ関係」が挙げられます。
「セフレ関係」とは、男女互いの「性の相性」を重んじた結果、なされている現象です。
性の相性が最大のコンセプトですから、相手の考え方や容貌・性格・癖など、全てが「性の相性」の前には「意味をなさない」という考え方です。
いかにも現代風の考え方です。

この考え方でいきますと、たとえ結婚をしている男女であっても、性の相性が悪いだけで離婚をするということが、なくなるというメリットも考えられます。
「性格の不一致」を、離婚の理由に挙げる男女がいますが、性格の不一致を挙げることは、結婚当初から他人同士ですから、離婚の理由としてはかなり薄いものと思われます。
「性の不一致」を離婚の理由にするには、極度の抵抗があります。
そこで意味不明の当たり障りのない離婚理由として「性格の不一致」を挙げておくのでしょう。
ことほど、「性の相性」は男女にとって、大事なものと思われます。
「セフレ関係」賞賛サイトには、数々の「武勇談」が載っています。
まじめな男性の中には、「女性は本来セックスは嫌いである」という、謂われもない迷信が蔓延しています。
果たしてそうでしょうか。
「人それぞれ」が正しいのでしょうが、女性の場合は「性事」を口にするのは、品位が許さないようなところがあるので、こういう評価がある程度定着したのでしょう。

本当は男女共に「性欲」はあり「性への関心」は存在するのです。
性の関心がなくなれば、このように世界の人口問題もなくなります。
人口問題がなくなるどころか、地球上に人間はいなくってしまうでしょう。
動物や虫や魚類に限らず、植物にいたっても「性への執着」は至上命令です。
動植物は「種の保存」の為に、一生を捧げているのです。
動植物の一生のほとんどの時間は「種の保存」の為に費やされます。
このことから、人間も「種の保存」行為を臆面もなく継続させることが必要なのです。
奇をてらったり、時には無関心を装ったりしながらも、「性への執着」は、決して消滅することはないでしょう。
「手を替え品を替え」たとえ時代が変わったとしても、「性事」にまつわる現象は廃れることはないでしょう。
人間社会は「種の保存」のみの性行為を卒業して、「快楽の追及」としての性行為を見つけました。
人間社会の「一番最初のビジネス」は、「売春」であったと言われています。
太古の昔から営々と、維持継続されてきたのが「性産業」であるとも言えます。
周りに目をやると、性に関した風習・行事が日本各地に見られます。
昔から、「豊作イコール多産」を奨励する風習があったということでしょう。